いもいもなにいも

おいものなんでもない日

朝の憂鬱

 

会いたい人と会えて嬉しいのにいつもよりちょっと楽しくなれなかったりとか、昔から可愛がっていた祖母の猫の一匹が会いに行けずに死んでしまったとか、ウォークマンの再生が一晩中止まってなかったとか、ひとつひとつならなんとか切り替えていけるようなことが半日くらいにまとめて起こってそこはかとなく重たい気持ちになっている。それでも職場に向かう電車に乗っている。寒いし眠い。寒さと眠さでごまかしているけど、やっぱり、かなしい。

消えるのを待たないといけないタイプのかなしみ。

そもそもが周期的に機嫌が悪くなりがちな時期ではあるんだけど、重なり方が相性悪いやつだったのがよくないな。

楽しいことも笑っちゃうこともたくさんあったんだけどなあ。

 

今気付いたけど、腕時計も忘れてきた。

 

そういう日なんだろう。