いもいもなにいも

おいものなんでもない日

お酒よりお茶が好き

思考が停止しないバグが発生してるみたいだ。寝てる間さえ無理矢理なにかを考えようとして結局ろくな夢を見ない。リアルすぎる仕事の夢ばかり見る。職場から出たら仕事のこと考えないようになるスイッチが欲しい。

考えてるというか、気にしちゃってるだけでなんの生産性もないから最悪。何をそんなに気にすることがあるのか。なるようにしかならないというのに。

 

コットンのティーバッグを引き揚げると、中の茶葉が膨らんで、ちいさなポプリかドールハウスのクッションみたいに見える。カフェインレスの紅茶なので夜に飲んでも大丈夫。わたしのことをいつもよく見てくれている大学のせんぱいからの贈り物。

大切な人たちから紅茶をもらうことが多くてうれしい。べつに詳しくはない紅茶派なので、意識してゆっくりしたいときは紅茶を淹れる。ティーポットなんて上等なものは持っていないので茶葉タイプのときは茶こしで淹れている。いまいちかっこつかない。それでも自分のためにお茶を淹れて飲む時間は、頭の後ろにこびりついたなにかを溶かしてくれる。

 

この時期からはサンタクロースの下請けみたいな仕事をしているので、プレゼントというものに想いを馳せることが増える(というか、そういう明るい側面に目を向けないとやってられないほど忙しくなる)。

いろんなものがプレゼントとして選ばれる。プレゼント向けの商品もあるし、この組み合わせをプレゼントにするのか!とたまにびっくりすることもある。ぶっちゃけ渡す相手との関係性と、喜ばせたいなと思う気持ちでもう100だなと思う。相手が本気で欲しがっているものをあげられるようなことって少ないし、そもそもプレゼント渡すときに相手のことを喜ばせたくないわけないじゃん。嫌いな相手にわざわざなんかあげないでしょ、送別の品とかこれきりの時ならともかく……。だからすごくいい文化だと思っています、閉店間際に大量かつややこしいラッピングオーダーが入ってきたりしない限りはね!!!!仕事だからやるけどね!!!!

この仕事してるとプレゼント選びのハードルがガン上がりして困るんですけど、私は一周回って何がいいかわからなくなってることが多い(話題の商品は選ぶ前に店頭で見飽きてたりする)ので無難過ぎたり尖り過ぎたりする。自分がほしいものが何かも最近よくわからない。なんだろう。あ、10年くらい使ってる目覚まし時計がとうとう壊れそうなんだった。買わないと。

何が思い出のプレゼントになるかなんて、あげる方ももらう方もそれが思い出になっちゃうまでわからないものなんだろう。

 

自分が食べたいものとかがよくわからなくなってきているので精神的な疲労が要注意っぽい。起訴から公判までってけっこう期間あくんだねー。ド繁忙期に被らないことを祈る。それどころじゃなさすぎる。

せめて好きな紅茶を楽しむ時間くらいは確保しておきたい。