いもいもなにいも

おいものなんでもない日

輿に載せて運んで、でなければ寝床にケーキを置いて

GW直前に会社帰りの寄り道でうっかり段差を踏み外して関節を逆パカしたことによりガチ捻挫してから12日経ちました!寄り道だから労災は降りないしまだ出社NGです!この土曜からようやく往復20分程度の・重いものを持たない・平らな靴で・怪我したほうを庇いながらの歩行のみ許可が出たレベルなので、PC抱えて満員電車には乗れようもない。徒歩2分のところに接骨院があって命拾いしたナァ………。命拾いには定評のあるわたしです。

トラブル発生時に出すアドレナリンがいつもバカの量なので、今回も、待ち合わせをしていた人がわざわざ買ってきてくれた湿布を貼ってそのまま食事をしました。食後、緊張が緩和したせいで本来の痛みに気づき、荷物を全て持ってもらった上で電車とタクシーで送ってもらうという、危機迫ったかぐや姫でもやらんであろう爆裂姫プをかましました。あと2ヶ月弱で28歳なんです。助けてください。この足では懺悔室にも辿り着かない。

 

こういう人間なので数年おきに軽い捻挫は何度か経験している。今回もなんか激烈痛い気がするけど大して変わりはしないだろう、数日湿布と包帯で固定して、ちゃんと病院に行って、ちょうど飛石の勤務日は在宅だから、まあGWの後半には、無理しなきゃ遊べるだろう、だって前回なんか捻挫の翌日に脚立に登って身を捩りながらバックヤードのラックのてっぺんにのせてあるマッサージチェアを一人で降ろしたりしていたし。誰か手伝えよ。誰もいなかったんだけど。……と、浅はかに楽観していた。病院に行って、診てもらって、引き攣った顔のちょっと馴れ馴れしい口調の先生がなんかめちゃくちゃ痛そうな説明をしてくれるまでは。曰く、「靭帯、ちょい裂けてるっぽいですね!断裂してたら歩けないのでそこまではいってないみたいですけど」やめてこわい。たった数センチの段差でぐねったくらいでそんなことにはならんやろ。なっとるやろがい。

そして本日の先生のお言葉、「最初に想定してたより、"やって"ますね」。ハードボイルドなショックを小出しにしないでほしい。

まあでもGWは大人しく、ほんとうに大人しくしていた(何しろ、私のトンデモ不運に居合わせがちな、今回も居合わせてしまったひとにめちゃくちゃ心配と世話をかけているので……)おかげで、わずかながら確実に快方へは向かっています。在宅で仕事できる環境にあって、なおかつ今回在籍しているのがなんかいろいろ書類とか出さなくてもチャットひとつで怪我による在宅を許可してもらえるウルトラホワイト企業で本当によかった。自分のドジで貯金を切り崩す羽目になりたくない。弊社〜!愛してるよ〜!

 

せっかくGWに声かけてくれた友人恩師もろもろの方々には開口一番「捻挫して歩けません!」と答えて驚かせることになり申し訳ない。現在も完治の見込みが未定のためリスケもできません!さすがに1ヶ月はさ…かかんないと思うんだけど……。なんか「もうちょいちゃんと治らないとわかんないけど関節炎もやってそうっすね〜」とか言われてさ……。せんせい、セリフの全部がしろうとにはとらえられない情報でできてるんよ。病名とかの類はググっても碌なことにならんので聞かなかったことにしました。

 

怪我のはなしとか書いてもなあ、と思って大人しくしていたのですが、大人しくしすぎて根が腐りそうだったので、書いておきます。お見舞いにいただいたお菓子と紅茶が美味しくてニコニコモリモリ食べたり、面白そうな本を片っ端から読んだりしてたのでぜんぜん元気です。元気に治癒力が追いついてないだけ。

外歩くと、現実なのに、「どんなにもがいてもうまく歩けない夢」(まあまあよく見る悪夢)と同じくらい歩けなくてちょっとウケて、ずんと凹む。悪夢と違って、夢だ!と気付いてそのままベッドで目覚めたりもできない。