仕事帰り一目散に書店へ向かい、無事に手に入れた「やがて君になる」スピンオフ小説を読んだ。1時間ほどで一気に読み終えた後、数分間顔を覆って「佐伯紗弥香………」としか言えない生物になってしまった。あらゆる言及が本作だけでなく本編のネタバレになるのでマジで「佐伯紗弥香」としか発言できない。たすけてくれ。私をじゃなく、佐伯紗弥香というひとりの少女を………いやでも彼女はもう吹っ切れているから………(語るに落ちる)。
感想書こうと思ってたのになんにも書けないじゃんか。やが君のオタク集合して。
ただいまより会議を始めますので生徒会室までお集まりください。本会の議長はわたくしが務めさせていただきます、みなさまお手元に資料はお揃いでしょうか、それでは本日の議題、「佐伯紗弥香について」………。
ここは生徒会室ではないし私一人しかいないのでただその名を呼ぶ妖怪になるしかない。感情がでかすぎる。
現実は現実で相変わらず地獄なんだけど、しつこいようだが多分この先こんな体験しないだろうから書いておくことにする。いま「フラグかよ」と思った人は挙手してください。あ、安心して。私の手も挙がってるから。
さておき。
ついつい「窃盗 住居侵入 器物損壊」みたいな検索をかけてしまったんだけど、ヒットするのはほとんどが加害者側がどうやって不起訴を獲得するか、みたいな代物ばかりで、ちょっと驚いてしまった。そうか、世の中というのは、知識というのは、正しい者を守ってはくれないのか……いやまあ悪行を暴かれてるのにわざわざネットに縋って命拾いしたい或いは気休めの言葉を得たいという生き汚い層はとにかく切羽詰まっていて冷静な判断など行えないので、そこを狙ってマーケティングしているんだろうなとは思いますけども(一部悪意があります)。
まあその、ゆきすぎた罰みたいのはよろしくないとはわかっていますが、そんなん普通にくたばってほしいよね。そりゃハンムラビ法典もイーブンでブレーキかけるわ。突然目玉なんかとられたら命(タマ)とりたくなっちゃうもんねえ。わかるわかるー。
ともあれ示談の類は断固拒否しているし真っ黒なので裁判沙汰にはなるだろうねって感じなんですが、年明けにしてくれないかなあ。仕事忙しくてそれどころじゃないんだよなあ。今度こそ倒れる気がするっていうか、絶対倒れる。今も結構現実味がなくてしんどいし、次々と明らかになる被疑者の状況、情状酌量の余地がなさすぎて胸焼けしそう。
自分ではそこそこ感情をあらわにしているつもりなんだけれど、ここしばらくで判明したり言われたりしたあれこれを話した人々がことごとく私以上のリアクションを見せてくれている。おもしろいし、だいぶ助かる。怒りはある程度外部委託が可能。悲しみは無理。
ていうかまだ混乱してるんだよな。遭遇率が高いからといってトラブルによるダメージが軽減されるわけではない。 かんべんしてくれ。
適切なタイミングで適切な量の安心とくだらなさをもたらしてくれる人間がいるおかげで今週はなんとか持ちこたえた。ずっと沈んではいないよ。それはそれで疲れるので。
そうそう、もうすぐライブだし、人生初のファンレターをaikoに出そうかと思っている。そのことを考えると少し、何かが慰められるような気がする。
