いもいもなにいも

おいものなんでもない日

夏休みなどない

夏休みに入り、領域が領域なので親子連れやこどもたちの群れが急増。

絶叫するキッズ、走り回るキッズ、気配を消して導線上に現れるキッズ、レジで固まるキッズ、陳列物を壊してしまいガンダで逃げるキッズ、床に座り親のスマホで動画を見るキッズ、キッズ、キッズ、キッズ。

すこやかに、そしてなるべくただしく育てキッズよ。

おねーさんも夏休みほしい。

 

仕事も激務・遊びも全力でやり過ぎた結果いつのまにか7月が終わり8月も5日が過ぎました。

苦労して獲得し、二か月前から楽しみにしていた四連休はど真ん中の土日に台風直撃とかいう雨女炸裂案件のせいで不完全燃焼でしたが、おかげで久々の友人と飲み明かしたり弾丸川越観光(滞在時間2.5h)をしたりと学生みたいな遊び方ができたのでよかった。

連休とりにくい仕事なので次にこんなチャンスがあるとしたらフツーに一年後とかになりそうですが、その前に近頃勢力を増す雨女パワーをどうにかしたいものである。

やっとの思いで勝ちとった休日が吹雪や台風にブチ当たりまくるのはさすがに笑っていられないので………。

 

 

35度を超えると蝉はあまり鳴かなくなるらしく、たしかに今年は昼間に大合唱をきかない。代わりに朝から蝉が鳴いていると(あ、今日はまだ涼しいのか……)と思うようになっており、今年の夏の厳しさを実感。

涼しくはねえよ。

蝉、ともすればGより苦手なのでこのままあまり遭遇せずに夏を終えたいです。

2年前の夏、バイトに行こうとアパートの扉を開けた瞬間にまっすぐ向かってこられ、済んでのところでかわして出勤(勤務中ずっと「まだ扉の前にいたら家に入れない……」とブルーに過ごした)のは記憶に新しい。

中身スカスカなのになんであんなビュンビュン飛ぶの?見た目いかつすぎない??害虫ではないばっかりに避ける方法がほぼ無いの詰みじゃない???

そして乱発するセミ爆弾ですよ。

最後の力を振り絞って鳴くまではいい。飛ぶな。鳴き声に全振りしろ。裏返ったヤツはもう諦めて速やかに死ね。

大人になると昔平気だった虫まで苦手になるものですが、蝉だけは昔から変わらずに無理。

 

 

さすがに体力の限界に接近して蕁麻疹だの出血だのに苦しみつつ無理やり早寝したその夜中、旅行中のエリートからまばゆい星空の写真が送られてきていたのを、翌朝ねぼけまなこで確認。

どんなに私が疲れ果てていようが、宇宙はそれに関係なく横たわり、それぞれ違う時代からの遠い遠い光をたたえて、知らないところで燃えたり凍ったりしながらきらめいている。

不思議と肩の力が抜けて、そのままいつも通りの支度をして、いつも通りに出勤した。頭は少しすっきりしていた。

寄り添わないもののほうが心地いいこともある。

 

11月のライブに当選したので、ひとまずそこまでは何がなんでも健康に生きのびる理由ができた。

こうして好きなものを絶妙に配置し、だましだまし生きていくほかない。

 

余談ですが、最近左半身にだけ蕁麻疹が出たり内腿に原因不明の青あざができたり耳鳴りがしたり下腹部が痛んだりやたら重なるなあと思っていたら、きのうひさびさに会った姪っ子(10.5ヶ月)が私の左肩を凝視し続けたあげくちいちゃなひとさしゆびでじっと指差していました。

なんだろうね?