いもいもなにいも

おいものなんでもない日

上履きかサンダルか選べた世代のおはなし

 

プチ同窓会でした。主催したけど仕事でいっぱいいっぱいでほとんど声かけしかしてない!ありがとう友人!

今でもつるむ人間(もといツイッターで生活を垣間見る人たち)が高校で出会ったひとばかりなのであんまり時が経っている気はしないけど、18歳だった自分や彼らと、23〜24歳の今が全く同じとまでは思えなくなってきた。やっぱり幼かったし、だからこその全能感みたいなのはあった。そのぶんかっこわるいこともたくさんした。

そして、あの場所は私のなけなしの自己肯定感の根源だった。

変人揃い、という表現さえ月並みに思える環境でおおむね朗らかに三年間を過ごし、いわゆるカーストというものを意識する暇もなく、それぞれがそれぞれの青春を駆け抜けたり弄んだりしていた。「できなくても自分以外に誰か得意な人に任せていい」「顔役と裏方を同時にこなす必要はない」という重要なことをあの年代で知ったのは私がここまでなんとか生きてくるための大きなポイントだったと思う。

私みんなを引っ張るのとかべつに得意じゃないんですよ。他に適任者がいないならやるけど、割り振りと進捗管理の方がずっと得意。だって先頭に立って歩いてると、みんなの顔が見えないじゃん?そんなん寂しいじゃん。その点母校はその都度できる人ができることをやっていたので息がしやすかった。ぜんぶ自分がひとりで先回りする必要がないという経験は、本当に重要だった。

母校のこと語り始めると止まらないのでこの辺にしましょう。毎回劇場版セーラームーンRのクライマックスの回想シーンみたいな気持ちになる(観たことない人には全く伝わらない例え)。

あそこで過ごしたのはたった三年間なのにすごいな。精神と時の部屋かよ。

 

最近夢見も寝つきも悪くて疲れ果てていたから、たくさん笑って、たくさん笑ってもらって、すごく気持ちが軽くなって今夜はよく眠れそう。

 

星座の線が引いてある原盤をセットして、タイマーを三時間にして星を眺めながらひとり静かに横になる。やっぱりまだ飽きないな。

今日はハイティーンのころの自分をたくさん羨んだけど、今のこの時間だけは、大人の私のほうが満たされている。

いつか24歳の自分を羨む時がくるだろうか。