いもいもなにいも

おいものなんでもない日

スマホにお札

 

次これを書きます、と書きたいことを宣言しておくと謎にハードルが上がり他のことを書くわけにもいかず単に筆の進みが遅くなるということがわかりました。あとちょっと疲れたまってた。昨日から風邪をひいてる。今朝きちんと病院に行って半日寝込んだのですでに治りつつある。休みで助かった。

 

先週、お祓いに行った。

生まれてこのかたあまり運がいいほうではなかったし、一般にありふれていないタイプの不運に巻き込まれることも多かったし、ヤバい人にほどつきまとわれがちみたいなとこあるし………。

まあ、運が悪いんだろうなと思っていた。あと、(ヤバい人に対しては)拒絶や警戒を表明するのが下手なんだろうとも。

別にそれでもいいかなと思っていたというか、ずっとこうだから今更ね……たしかにここ数年デカいの引き続けてはいるけど生きてるし……みたいな気持ちでいた。

でも、ついにこないだ人んちの一部が壊れた。

私が触ってそうなったとかではないけどなんであのタイミングであそこが気になって声をかけてしまったのかとか、この人と乗ってるバスが壊れたことあったな(私はその数年前にオーストラリアでも乗ってるバスが壊れたことがある)とか、他にもトンデモ不運に巻き込んだことがちょいちょいあって、

アァ〜〜〜それはまあ誰でも「まさかコイツ…これも…」って頭によぎるよね〜〜〜、と非常に深く納得してしまった。実際はもうちょっと(おのれの間の悪さに)凹みましたが。

でもそれそのままにしとくとお互いなんかジトっとしてやじゃない?なんか起きるたびにお互いを伺わない?ていうか私が妖怪の類ということにならない?と思ったので、お祓いに行くのを決めました。

 

ちょっと調べたら数駅のところによさそうな神社があったのでそこにした。厄年じゃなくてもやってくれるところなんだけど、それだと受付で軽く理由を聞かれる。「よくないことが続いて…」みたいな答えしかできなかった。ふうん、みたいな顔していろいろ記入してくれてる係の人の想像してる「よくないこと」とはたぶん毛色が違う気がするけど……知らない人に信じてもらえるタイプの話じゃないものが多いからしょうがないな……と謎の居心地の悪さをおぼえるなどした。

少しだけ待合室みたいなところで待つ。改めて手を清めて、前で結ぶタイプの羽織?みたいなのを着せられる。4人集まったところで入場になった。アトラクション乗り場みたいだなと思った。巫女さんが手をかけたドアノブ(?)が勾玉をうにょーって伸ばしたみたいな形をしており、御祭神モチーフ!さすが!と微妙に楽しくなってくる。

入場して、事前に伝えておいた名前と住所と生年月日、それと厄を払って何を祈願するのか、みたいのを織り込んだ祝詞を読み上げていただく。私の誕生日、気のせいでなければ「しちがつ」を「いちがつ」と噛まれていたけど、住所と名前でなんとかたどり着いてほしいと思った。神さまへの申し送りがそんな会員カードの再発行みたいなシステムでどうにかなるかは知らない。神楽鈴の音がすごく気持ちよかった。

本殿の前まで行って、礼をして解散。納めた金額によりお札とかお守りとかいろいろもらえる。他の3人は割とさらっと渡して終わりだったのに私の番で突然「お守り、入ってますから。身につけてください」「お神酒は飲んでもいいので捧げたら必ずお飲みになってください」と言われた。若い女だから使い方わからないと思われたんかな……と思っていたが帰って確認したら授与品全ての説明書きが同封されていた。読めばどう扱えばいいかだいたいわかる。読めばわかるのに何故その二つだけ。一緒に入ってた土とかの方がパッと見使い方わからんだろ。

とにかく言う通りにした。帰ったらものすごく眠くなったので2時間くらい爆睡した。お神酒は度数高いのに全然酔わず飲みやすかった。

 

何が変わったみたいな実感は今のところ特に無いんですけど(頭の中がうるさい感じがなくなったのはよく寝たからのように思うし)、できる対処をしたという安心感はあるからいいや。

 

振り返ってみると、平日昼間に特に厄年でもなく「よくないことが続いて」訪れ、数ある祈願内容(恋愛成就とか大願成就みたいなのもある)の中から「運気好転」を選んで去っていく若い女、ふつうに妖怪じみてるな。だから(謎のお守り念押し)か?