いもいもなにいも

おいものなんでもない日

毛先で遊ぶ指にほどける

 

ついに残りの出勤日数が一桁になった。だけど最終日まで全く気が抜けないスケジュールなので、行くたびにダメージを負ってヨボヨボで帰路につく羽目になっている。みんな私がいなくなることを理解していないのか?というくらい雑務も重責も降ってくる。2週間後には辞めている人間に面倒ごとのすべてを投げるな、ちゃんと業務を引き継がれろ。上司たちは「君に任せた方が早いから」ではなく今後残る人間たちにきちんと仕事を振れ。フォローができる人間がいるうちにそうするべきではないのか?

最後まで弊社そういうところだぞ……と思ってしまうのが悲しい。情が残るよりはマシか。

 

どう足掻いてもその日には全て終わって解放されるはずなのにそれまでが険しすぎて2月中旬以降のことがなにも考えられていない。

時間は待ってくれないので、次に住む部屋はもう決めた。しょっちゅう行く人の部屋や友人らの生活圏が遠くなるけど、その代わりにあまり会いたくない人たちからも距離を取れる。ていうかカレンダー通りの休みになるので会いたい人たちと過ごせる機会そのものは増えるし。

引越し繁忙期で人がまだ住んでいる部屋でないと"売れ残り"しかないっぽかったので、内見せずに決めた。でかい本棚が2つあるので、住める間取りに限りがあるのだ。テレビもベッドもあるし……。こうしてみると一人暮らし当初よりかなり生活の水準が上がってる。5年半も経って、3年も働けばそりゃそうか。

でもまだ人が住んでる部屋だから退去されるまでクリーニングとか補修とかの終わる日にちがわからず、引越し日も決められない。これがちょっと焦りを助長している。

今住む部屋の引き渡しは2月末なので、それまでには終わらせるつもりでいるのだが。

まあ、なるようにしかならない。都内どうしだしどうにでもなるでしょ。いきなり今夜から住める家がなくなりましたよというわけでもなし(経験者)。

 

「親族以外に渡した合鍵を返してもらう」というイベントが発生したが、酔っ払った帰り際に「あっ合鍵返しといて」とリュックがばっと開けた中に「はいはい」とチャリっと落としてもらうだけの雑なやりとりだったため、茶番さえ演じる隙がなかった。お互いの情緒的なアレ由来のソレではないので当然ではある。

 

とにかく1月が長い。長いし、苦痛に耐える合間にコミュニケーションや趣味によるシールドでMP消費を水際で食い止め、そのMPでHPを小回復する………みたいな毎日でろくに文を書こうと思えないままこんなところまで来てしまった。書き始めたらけっこうつるつる書いちゃうのにね。

 

さて明日は大雪で部下が出勤できなければ早番、普通に出勤できるなら遅番とかいうクソオペレーションでやらせていただきます。どちらにせよ振り回されるのは確定なので一日中機嫌が悪いのも確定です。そしてそのトンデモ指示を出した上司は定休です。頼む、凍死してくれ。(呪詛)

 

ここ10日ほど仕事がマジで地獄(人災)だったおかげで残りの日数、地獄の構成員たちに対する慈悲を捨てる気になれました。(いやオメーらが残らねえのになんで私が毎日残業して人の尻拭いしとんねん)と突然キレが発生し、昨日は定時2分前に面倒ごと持ってきた相手に「2分後に定時なのでそのボリュームの仕事はあの人かあの人にお願いして下さい!」と告げて自分の業務だけピッタリに片付けて定時に上がった。この時点でなお"私にしかできない仕事"なんかあっちゃまずいんだからいいだろ。目覚めたので気楽〜〜!!知らねえ〜〜!!それで潰れる店なんかサッサと潰れろ〜〜!!(呪詛その2)

 

職場の仕事辞めたい勢に日々転職相談を受けておりそれもまあまあ苦痛ではある。友人ならまだしも、そんな親しくない、砂かけて辞めていく場所にいるだけの人たちに縋られるのはしんどい。辞めていく人間にしか相談できないのも哀れであるとは思うが……。

 

弱音ばっかりの記事になってしまったけど、ぐるぐる渦巻く黒い嵐をほどくために文章を書くのは有効だった。悩んだらみんなとりあえずなんか書いてみるといいですよ。弱音も虚勢も少し整理されておけばそれはそれで薬になる。と、思う。思える。今は。