いもいもなにいも

おいものなんでもない日

フィルター

週2日の不規則出社が始まって、あっという間に3週間経った。ぜんぶ落ち着いてもこれくらいのバランスでいられたら虚弱インドア人間としては体調管理がしやすくてとても助かるんだけど。

この「落ち着く」というのが何がどうなった状態のことなのか知らない。たぶん世界中の誰もわかっていない。

 

体調管理がどうとか言ったが、昨日は夕方まで体が鉛のように重くて、夕方までずっと横になっていた。全く原因が分からない。言ったそばから管理もクソもない。土曜は推しの長時間配信を見てハッピーだったし。長時間と言っても、普段からそれくらい画面は見ている。

 

今日もだるさがあとをひいているようで、マスクをするのを忘れて慌てて部屋に戻ったり、退勤するときに傘を忘れてエレベーターを降りたりした。サザエさんか。

エレベーターの途中階で、うしろでに同僚のひとに話しかけながら乗り込んできた別のオフィスのおじさんが、ボタンのところに立っていた私に気づかないままバックしてきてすねを踏まれてしまったりした。よろけたおじさんをキャッチするかたちになって、ちょっと面白かった。

おじさんはとても恐縮していて、「ほんとに大丈夫ですよ!お気になさらず!」となだめている間に地上階に着いた。そのまま「アッお先にどうぞ〜お気をつけて〜」とつい手をスッと出して促してしまい、あっこれ前の職場しぐさやんけ…とひとりウワッとなった。いや、相手から見て丁寧なのはいいこと。

 

こちらこそ思いっきり存在感消してて申し訳なかったな……一日中頭がぼあぼあしていたので……。

すねは一瞬赤くなって、もうなんともない。ストッキングも無事。ガワは丈夫!ガワは!

 

この脳内かすみっぷりで仕事はそれなりに捗ったのがふしぎだが、余計なことを考えるキャパがなかったおかげで思考がそれたり要らぬ心配をせずにかえってのびのびと作業ができたのかもしれない。

 

そもそもベースの感情がここしばらくブルー。いつもならこのくらい冴えないと更に落ち込んだりしている。今日はなぜか、低空だけど、浮かんでいた。シャッフルでかかるアッパーな曲も重いバラードも飛ばそうと思わない。

なんにも解決してないしブルーが晴れたわけじゃないけど、薄い雲の上に載っているような、じたばたするとすこんと落ちてしまいそうな、そんな感じだと思うことにする。

 

変な日だったな〜と思いながら雑誌をめくって、そういえばひと月も日記(ブログ)を書いていないのを思い出したので、こうして書き残した。

悪くない。けして。