いもいもなにいも

おいものなんでもない日

壊れたままのプラネタリウム

・胃腸がかなりヤバい。数日前までホルモンバランスのアレによりいつも通り食欲が爆発していた、のを、フィットボクシングでその分チャラにしたからオッケー!と思っていたのが完全にバカだった。収支で辻褄合わせりゃいいってもんじゃないらしい。消化できない量食べたくなるのおかしくない?なんかいたよな、寄生した相手を水辺に誘導して殺す虫。あれじゃん。今は水を飲もうが粥をすすろうが背中が痛い。なのにまだ食欲はある。ほんとにもう狂ってしまったのかもしれない。MOTHER2のキノコ状態みたい。コントローラーの方向キーが一定の規則でズレるあれ。あれを治せるのは、病院にいるヒーラーかキノコ狩りの少女だけ。現実でわたしがアクセスできるのはどちらか。糸井重里のどこまで考えてやってるのかわからない悪趣味さが大好きな私だが、こんなところで示唆を得たくなかった。

とりあえず空腹も空腹で胃には悪いので、これ以上内壁を傷つけない程度に食べれそうで食べたいものを食べて、運動は(私レベルの雑魚にとって)激しすぎないものにします。秋は楽しみな予定が目白押しなんやこっちは!衰弱してられるかい!!クリスマスあたりは何もないし何も思いだしたくないので寝込んでやってもいいぜ。推しの配信がなければな。

でもなんか今のピルにしてから一切なかった不正出血がもう数回やってきているので、ちょっと生命力なくなってきてるかもしれない。いや今頃…………?時間さえ経てば楽になっていくと信じて無理やりおまんま稼いで浮世にしがみついているのにこれじゃあ嫌になっちゃうね。

 

・神的なものが「それでもいいからしがみつき続けろ」とのたまっているのか、2月のaikoアリーナツアーオーラス込み二連日当選しました。ファンクラブとモバイル会員先行のそれぞれ第一希望。マジ?いっこ当たったら深追いはあんまりしない主義だったのもあるが、こんなの初めて。でも絶対そのあと寝込むから、有休ちゃんと取らないと。推しの歌う姿をこの目でまた見るまで斃れるわけにはいかない。彼女が歌い続ける限り。わたしの青く光る星。遠く強く瞬く星。

 

・時系列ぐっちゃですが。先月悪夢の三連休の中で姪と数時間サシで遊び(電車で2時間の街のショッピングモールのゲーセンにド方向音痴コンディション最悪子守経験ゼロの私と元気ハッスル6歳児を残して行ったバカどものことは置いておきます)、今流行っているらしいポケモンアーケードゲームの存在を知りました。やったことないけどパチンコってああいう感じだと思う。面白いんだけど(携帯機のポケモンを何世代かやってれば何が起きているのか割とわかる)、とにかく小銭が吸われていく……。姪はかなりガチ勢らしく、ゲームで集めていくリアルカートリッジ?カード?みたいなのをマスターボールデザインのケースにたっぷり貯めてご機嫌でした。おもしれー幼児。私が初期と最近のポケモンはわかるので完全にお供としてロックオンされてしまった。姉は発売してすぐ買ってもらった赤を途中までやってやめ(、数年後そのまま私にお下がりがき)たので何もわからんそうです。ひとしきり遊んだあと、コレクションを並べてみんなにお披露目しているときに「おばちゃんがいちばん好きなポケモンなに?」「えっ、バシャーモかなあ」「にばんめは?」「サーナイトかな」「これは?」「コダックかわいいよね、頭痛いのかわいそうだけど気持ちわかる」「これは?」「ソウブレイズ超カッコいいよね、おばちゃんゲームのほうで持ってるよ」「これは弱いけど好き?」「モココはかわいいからいいのよ、抱っこして寝たい」と問答していたらいつのまにか私の前にポケモンたちが積み上げられてゆき、「おばちゃんにあげる!」。一家騒然。なんせ彼女の今一番ホットな宝ものなのだから。バシャーモに至っては、2枚あるうちのキラの方。ほんとうにいいの?やっぱりこの子達に会いたいってなったらいうんだよ?郵便で送るからね?いいのね?じゃあ、もらうね。ありがとう、大切にするからね。……そして、オメガルビー以来わたしのてもちにバシャーモが加わったのでした。あんな全力で集めたポケモンをはちひきもくれた、あの年頃のありったけの愛情よ。あの日に関して他の大人どもの気遣えなさは許しがたいが、この子の心優しさを受け取れたことは嬉しい。彼女はいつか忘れるだろう。私はあの一族ととにかく合わないので、そのうち嫌われすらするかもしれない。でもあの日、わたしたちはちゃんと叔母と姪で、友達だったね。

 

・ほかにも書き留めそびれていることはいっぱいあるような気はするのだが、とにかく頭痛か吐き気か倦怠感がルーレットでかわるがわるやってくる毎日なので書けるときにザッと書いてガスを抜くしかない。会社のストレスチェックでとうとう高ストレス者として面談を勧められたが断りました。仕事が原因じゃないので産業医の方も困ると思うし……。このコンディションの身体にあの仕事量が無茶だったのはまあそうだが、そんなんしかたないもんな。でもそろそろ、プロの手にかかりたくはある。痛いのも苦しいのも眠れないのも悲しいのも、医療で薄まるならそのほうがずっといい。

 

・次行こうにもこの身体じゃままならないね。と、言いながらそれに少し安心したり焦ったりする自分がいる。心がいくつもに分かれている。次になんかもう行きたくない。まだ行きたくない。もうこんなところにいたくない。目に映る全てにこびりついている。あっちはそうではないだろう。私だけがずっとここで歩けずにいる。いつまでそこにいるんだとみんな思っている。そんなことを、毎夜。眼鏡を外して横たわってから、毎夜。友達のくれたルームスプレーのにおいを嗅ぎながら、寝床にうずくまる。繭の中でどろどろになるようだ。いつか翅で破って飛べるだろうか。そしてまたいくつも夢をみる。

 

ヒトカラ3時間ぶっ続ける気力はあるから大丈夫だよ。生きるだけでいいなら、この世はだいたい楽しい。