いもいもなにいも

おいものなんでもない日

外は満月

 

真っ暗な部屋の天井に星を映して、ゆっくりとまわるのを見ながら、なんとなく考えごとをする。

眠る前に仕事やしんどいことを考えないようにするための訓練みたいなものだ。結論は出ないがすこし歯ごたえのあるものを考える。不快なことはなるべく思い浮かばないような、途方もないことだといい。幸せな未来の妄想は陰気な自分の副音声が入るせいで序盤で台無しになるので、よほどハッピーじゃないなら避けた方がいい。

さっきまでただのくらやみだった空間がスイッチひとつで星空になるこのおもちゃに私はずいぶん虜になっている。それを眺めている間だけは何もしなくていい。何も考えなくていい。何を考えてもいい。眠っても眠らなくてもいい。

インターホンの待機用の赤い光や、テレビや周辺機器のスイッチまわりの小さな光、エアコンの電源が入っているのをしめす緑の光。ときどき目障りに明るく感じるそれらも星空に同化する。

ペットを飼ったらどんな名前を付けたいか悩む(実際にペットを飼う気は無いのでライオンの名前とかまで考える)、持っているアクセサリーを擬人化したらどんな感じか考える(派生に「あの指輪/ペンダント/イヤリングが喋ったらこんなときどうか」がある)、好きなにおいをすぐ思い出せるか試してみる(人や場所のにおいは難しい)、などなど。

だいたい途中で飽きるか寝るかする。イマジネーションが衰えてきているので興奮してきたりしない。

自分で作って自分で食べる寝物語。

 

あとはねー、ゲーム実況をみてます。

ひとがゲームやりながらわちゃわちゃしてるのを眺めるのが好きなのでたのしい。ゲーム自体のシステムがよくわかんなくてもたのしい。

 

1人で暮らしているとどんなに暗い遊びに興じても別に誰も何も言ってこないのでいいですよ。ひっぱり出さなくて大丈夫ですから………わたしは石の裏にいたいんじゃ………勤務時間外の笑顔は別料金です…………。

 

そう、疲れています。風邪ひいてたしね。

今週はパーって明るくなるような嬉しいことがあったらいいな!!!!バランス大事!!!