いもいもなにいも

おいものなんでもない日

ブランケットの夜船

 

睡眠がガタガタ。

朝5時にようやく寝付ける日もあれば休日の真昼間から3時間以上爆睡することもある。2日前にスーパーでGABAの睡眠に効くっぽいチョコを買って試してみたところ泥のように寝落ちしたが、調べるとどうもプラセボらしい(ギャバは経口摂取しても脳の関門を通らないとのこと)。でもこの寝落ちの仕方、睡眠導入剤飲んでた頃のそれに似てるような気がするんだよな。単に血糖値がジェットコースターになって眠気が出てるだけかも知れないけど。

同じ値段で売っていたら、次はいつも通りバッカスかラミーを買うと思う。あれとホットミルクは冬の贅沢。

 

働きながらの転職活動でけっこう消耗しているが、手当たり次第応募した結果クソ面接に遭遇したり(ここ受かっても興味無いな……)と身も蓋もないことを思ってしまったり時間の無駄が多かったので、ペースを見直そうと思う。

極端な話、辞めるまでに決まってなくても何ヶ月かは暮らせるだけの貯金ならある。未来のための貯金と考えてしまうと今も塵のような金額しかないけど、結局体壊して医療費かけてたら同じなので。

それでも「現職を続けた方がいいかも知れない……」みたいな想いが1ミリも湧いて来なくて安心している。あと2ヶ月ちょっとの辛抱。ほんとうに、辛抱。

 

また低容量ピルによる副作用ガチャ開催中だが、SSR排出率が高い割に平気な日はまるっきり平気なので仮病だと思われていたら嫌だなと思いながら休んだり働いたりしている。ていうか絶対職場だってこれ。なんでピンピンしてる上私にまるごとチーム載せて余裕あるはずのチーフじゃなくて前日休んで吐き散らかしてた小娘(吐いてたせいで喉が焼けてる/退職確定済)に重めの仕事の話をするのか。やるけど。マジでなんもわかってねえんだな。

 

「自分がやるべき仕事をしない人間」のせいで自分の仕事が増えるのが本当に無理で、でもこういう人間はどこにでもいる。そしてその尻拭いをする役割をいつも押し付けられる。誰かがしなきゃいけないからやるけど、当のやらない人間が「自分もやりましたけど?」みたいな顔をしているのが本当の本当に無理。どういう頭の構造してるんだろう。生きるのが上手で羨ましい。無理すぎて高3のとき学級委員のペアの男子(入学からずっとやってたのに今までもペアの女子に寄生していたのか?てくらいマジで何にもしない)を結果的に追放したことさえある。追放したというか、私がキャパ超えして泣きながら愚痴ったらそいつの代わりに立候補してくれた人がいた。今からすると貧乏くじの巻き添えをくわせてかなり申し訳なかったけど、私からしたらヒーローだった。ちゃんとやってくれる人がパートナー又は同僚であることは、何らかの仕事をする上でかなり重要。ていうか、そいつはともかく現職のあいつらは"学級委員"じゃなくてお金もらって働いてんだからその分ちゃんとやれや。あなたがその量でいいなら私もっと余裕もって1日過ごせるんちゃうか。

苦労って定量化できないので、こういう戦争は絶えない。

 

週末人んちに入り浸ってポケモンやってる間だけこころが解放される。まだ殿堂入りしてない。部屋の主がつるつるふかふかでなめらかな毛布を新調しており、手触りフェチの私にストライクだったのでお願いしてAmazonのURLを送ってもらった。届いたのでここ数日使っている。夜中に薄く覚醒したときに柔らかくてふわふわしたものを撫でると安心する。ぬいぐるみとはまた違うよさがあり、うっとりしてまた眠ることができる。もしくは、眠れなくても心静かに目を閉じていられる。同じ手触りの毛布を使っている人を知っているのも、安心感の一端なのかもしれない。熟睡する習慣がついたらいいなあ。

 

北風に身を縮こませながらマフラーを巻いて帰ってきた部屋にまだ半袖のシャツがかかっている。

後回し、後回しのまま、冬に抱きこまれてしまった。